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出逢いってすばらしい

2006/2/01 第118号

■育てる

高2の息子が、珍しく、やる気になっている。

中学生の頃から、ちょくちょく学校を休んだり遅刻したりすることが多くなって、学科によっては出席時間が足りなくて進級も危ないかもしれない子が、である。
「将来は何になりたいのか」「好きなこと、興味ある仕事は何か」とこれまで何度聴いてもハッキリした答えが返せず、ふにゃふにゃしていた子が、である。
理由は簡単だった。
実力テストで、ちょっと頑張って勉強してみたら、現国がクラスでトップになれた。自分がやったことが、成果として現れた。この体感が、やる気に繋がったのだ。
「大学受験勉強のために塾に行きたい」その言葉には、彼のやる気が感じられた。

普段から言葉数の少ない息子と、そうそう語り合うことはないけれど、機会があれば、「何でもいいから、自分が興味あることから、とりあえずはやってみればいい」と伝え続けてきた。するとやっと昨年、「ファッション専門学校に行きたい」と息子が言ってきた。
自分から初めて、○○がやりたい、と言ったのだ。
かっこいいショップの店長に憧れて、自分もあんなふうになりたいと思ったのだろう。そのきっかけは、いい。
しかし、「その理由は何か?本気でその道に進みたいのなら、その”思い”を母さんが納得するまで伝えてほしい」
と言うと、彼は口をつぐんだ。

「そんな中途半端な気持ちに対して、あなたにお金はかけられない。それに、もし本気ならば、今すぐ高校を辞めて現場で学ぶほうが近道だと母さんは思う」
そう息子に伝えたのは、2ヶ月前のことだった。
「ファッション専門学校を卒業して、ショップの店長になった後、40才、50才になったら何をするのか。 お店を出すのか。また、ファッションの仕事は必ずしもショップだけではない。メーカーに勤める、バイヤーになるetc、選択肢はまだまだあるし、学ぶべき場所は他にも考えられる」
単に、かっこいい、楽しそう、という理由からもしその学校を選んだとしたら、それは”甘え”のほかナニモノでもない。

「なぜファッションなのか?」「そこに行って、何を学びたいのか?」
「卒業後はどんな仕事をしたいのか」
「その先にどうなりたいのか?」
その答えを探す中で、彼の胸には、きっと何かが芽生えたに違いない。
冒頭で書いた、勉強を頑張ってみた、というのはその行動の現われかもしれない結果、彼が選んだのは、大学への進学。
最近は、高校にも一生懸命に通っている。

あとは、それが続くかどうか・・・。
まだまだ、見守る必要がありそうである。

【gorap語録】言葉だけで、人は、変わらない。

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2006/2/15 第119号

■大切なもの

仕事で呉まで来たので、せっかくだから美味しいものを食べて帰ろう。というわけで、街をブラブラ・・・。
時間も遅いので、なかなかいい店が見つからない(呉って、21時には店じまいのとこが殆どなのだ)。
しかし、結構、味にはうるさい私が、こんな遠くまで来てどこにでもありそうな店で済ませられるはずがない。

しばれる雪の中、そぞろ歩くこと20分・・・。
「この店、なんか惹かれるな」
そんなおでん屋をやっと見つけ、くぐった暖簾の向こうには、おやじさんと、中年の男性客が一人。
「あと30分で閉店だよ」「今日は雪じゃけえ、はよ帰ろうおもっとったんじゃが・・」と商売気のないことを平気で言うおやじさんだけど、なぜか、嫌な気がしない。

いのしし、えりんぎ、鴨のつくね、大根 etc。あつあつのおでんに舌鼓を打ち、見まわすと、日本酒の種類が半端じゃない。
カウンターの中には、利き酒士の看板がかかっている。
なんでも、酒屋を息子に継ぎ、3年前から一人でこの店を始めたとか。
戦時中は、戦艦に積む酒を納めていて、今の「千福」の元の「呉鶴」は、おやじさんのお父さんが造った酒。
昨年オープンし、話題を呼んでいる「大和ミュージアム」では、唯一そこで販売されている酒「大和」のラベルが、おやじさん作。
http://www.so-so.co.jp/blog/sfs2_diary/200602.html

そのおやじさんに、熱燗にオススメの酒を選んでもらった。
最初の一合は、甘い酒。続いて辛い酒。最後は酸味の効いた酒。
どれもインパクトある味で、日本酒に疎いわたしにも、その違いがはっきりとわかる個性的な酒。
普通は手に入らない珍しい手作りの美味い酒を店に入れてもらうために、とうに70才を過ぎたおやじさんが一人で車を運転し、全国の酒蔵を何度も訪ねるのだとか。
人と人の関係は、たかが電話やメール一本では築けない。

そんな話で盛りあがり、気付けば、閉店時間を1時間半も過ぎている。
いつのまにかカウンターの端に座り、パイプをふかすおやじさんに、「また来ます」と約束して店を出ると、先ほどまでの寒さが少し、緩んだように感じた。

【gorap語録】よき人と、よきモノ。人はそれに心動かされる。

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2006/3/01 第120号

■突破口

北海道経済産業局から、突然の電話。
逢って話を聴きたいというので、どこでウチのことを知ったのかと聞くと、「サイトで見ました」とのこと。
一瞬迷ったが、これも何かのご縁と思い、OKした。
広島SOHO’クラブも、SOHOプロダクション広島も、「SOHO」「広島」というキーワードで検索エンジンのトップにくるため、こういう問い合わせは少なくないのだが、わざわざ北海道から局の人が来るというのは、珍しい。

どんな人たちかと興味深く(!?)待つ私の前に現れたのは、フツーの、スーツ姿の男性二人。
彼らはロイズの生チョコをお土産にと差し出しながら、おもむろに、道の取組みを話し始めた。
今年度、コンテンツビジネスに力を入れ、振興戦略検討委員会を設け議論を続けてきたこと。来年度は、サイトも活用し、クリエーターをもっとアピールする考えであること、など。

コンテンツビジネスに力を入れる!!!?
なんと羨ましい!
そんな思いで話を伺う私に、彼らがおもむろに差し出したものは・・
「キーパーソンが選んだ 北海道のクリエーター30」という小冊子。
そこには、アートディレクターやグラフィックデザイナー、写真家、映像ディレクター、キャラクターコンテンツ制作、CGクリエーター
らが、個性的且つカッコよく一人ひとり紹介されていた。
デザインレベルはかなり、高い。
これを、局が予算化して発行したというのだ。

1000部刷ったが、足りなくなったので、500部増刷したとかで、更にDVDも製作中だという。
昨年、訪れた札幌のインキュベーション施設ICC(インタークロスクリエーティブセンター)でもそのクリエーティブな販促物に驚かされたが、地域によっては、こうしたコンテンツに価値を認め、推進に予算を使っているところは、現実に、あるのだ。
「どうしてそんなこと、できるんですか?!」と驚く私に、「地方局では僕らくらいです。周りからは『やりすぎ』とか言われてますよ」
と、にっこり笑う二人。

ビジネスも同じ。要は「人」なのだ。

【gorap語録】
   「できない」理由も、「できる」理由も、つけるのは簡単。

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2006/3/15 第121号

■新連携

広島SOHO’クラブを立ち上げた当初は、実は「官」が嫌いだった。「民」の気持ちは「民」でないとわからない。
「官」はアタマが固いし、推進力がない。
「官」の力なんて、当てにしな〜い!
そんな私が、それは勝手な思い込みだということに、その後、気づかされていく。深く知りもしないのに、知った気になっていた私。
それは「エゴ」以外の何者でもない。
その固定概念をガラガラと崩してくれたのは、広島SOHO’クラブに何度も通ってくださった支援機関のマネジャーたちであり、また、声援してくれる多くの行政官たちである。

一人ひとりを挙げればキリがないが、経済産業省 大臣官房政策評価広報課 課長補佐の瀧島勇樹氏も、そのおひとり。
一昨年だったか、瀧島さんが広島SOHO’オフィスに遊びにきてくださったのがきっけで、以来、メルマガをお送りした折にお返事を頂いたりと、ご縁が繋がっている。
地方の、たった一度逢っただけの私のような者にも、メールを送ってくださる瀧島さんの気さくな人柄にはいつもアタマが下がるが、先日は東京出張の折、急な面会の申し入れにも関わらず快くOKを頂き、要人たちを招集してくださったのには、驚かされた。
  ※本庁初訪問の記念写真(笑)
   http://www.so-so.co.jp/blog/sfs2_diary/ 

省内での信望も厚い瀧島さんだが、まだ27才という若さ!その柔軟な発想と推進力で、若手職員らを率い、昨年、彼らが生み出した新たな制度がある。
「新連携」――正確には新連携支援制度――。
簡単に言うと、「こんな事業をするためには、こんな人が必要だから協力しよう」と、異分野の中小企業やSOHOらが手を組んで新たなビジネスを産み出す際に、局が認定し、イロイロと支援をしてくれる制度。支援も従来の補助金、政府系金融機関の低利融資、税制優遇などではなく、中心は、支援側に、民間の金融機関や商社の方を集めた戦略会議という組織が、きめ細かなアドバイスや販路開拓の支援をして、地域をあげてプロジェクトを成功に導いていこうとするもの。認定した以上は責任をもって成功させる、という今までの官にはないこだわりようである。

無いものを、カタチにする。それが大きなプロジェクトであればあるほど、そこには本当に大きなパワーが要る。
瀧島さんらが創ったのは、「新連携」という国家レベルの新たな制度。
「官」なんて!と思っていた私が、こうして彼らのプロジェクトや、言動を目の当たりにするにつけ、以前の自分の勝手な思い込みを反省する日々。昔の私の「官」に対する思いは、きっと逆に「官」から「民」を見た時の言葉にも置き換えられたに違いない。
アタマが固かったのは、むしろ、拒み続けた私のほうである。

【gorap語録】変わるべきは、自分のほうなのだ。

※「新連携」の舞台裏!
↓瀧島氏はじめ若手職員らの対談が記事になっています。
http://www.si-edit.co.jp/tokusyu_top.htm

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2006/4/5 第122


■ミッションステートメント

昨夜から降り続いた雨があがり、明るい陽がふりそそぐ日曜の昼下がり。
一週間分の寝不足を補って疲れも取れ、気分は上々♪
窓を開くと春風がさーっと吹き込み、どこからか、山鳩の鳴き声が聞こえてきた。 もう二十年近くにもなる団地なので、子どもは少なく、昼間はとても静かである。
正面の窓からは、向かいの家の屋根と屋根の隙間に、対岸の宮島の鳥居を望むことができるこの部屋・・・。

リラックスできるその場所で、窓に向かうデスクに静かに座り、おもむろに手帳を開いた。
私の人生の目的を書いた「ミッションステートメント」を読み返し、胸の奥底にまた落としこむ。
ふだん、目の前のことに追われ、つい忘れがちな大切なこと。
忙しいのを理由にして、つい後回しにしてしまいがちな大切なことに、こうして意識して目を向けることは、仕事の上だけでなく、人として幸せな人生を送ることに繋がる。

どちらに進むべきか、また、どうすればいいのか迷い悩んだ時・・・。
「ミッションステートメント」は、方向を指し示してくれる。
自分が最も大切にしているものは何か。
人生の目的は何なのか。
もっとわかりやすい例で言うと、
自分のお葬式で、周りからどんな人だったと言ってもらいたいか。
「妻(夫、彼女、彼氏)からは?」
「子ども(親)からは?」
「仕事関係の人からは?」
「友達からは?」
「地域の人からは?」etc。
それを考えれば、今、進むべき道は自ずと見えてくる。

【gorap語録】アタマをからっぽにして、大切なものを探してみよう。

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