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出逢いってすばらしい

2006/9/20 第133

■インプット

企画の仕事を始めたばかりの頃。
「雑誌をパラパラめくっていたら、フッとアイデアが浮かぶものよ」と先輩に教えてもらって、やってみたけど何も浮かんでこなかった。
当時は自分の企画力にガッカリしてたものだけれど、それは元々、私の中にある情報量が乏しすぎたのが問題なのだと、後から気が付いた。

先日、アニメーションセンター社会実験(主催:ポール・イマージュ広島)を推進するソアラ(※1)のメンバーで、札幌のメディアプロデューサー久保俊哉氏を訪ねた。
丁度、久保氏が仕掛けた第1回札幌国際短編映画祭「さっぽろショートフェスト2006」の真っ只中である。

その、プレスセンターの作り方から、また、上映会場でのスタッフの動きから、告知の方法から、映像の作り方からetc、私たちは多くのものを得、それを各々の胸にあたためつつ、帰広した。
その後、様々な企画が次々と提案され、実現に向けた具体的な動きが急速に活発化。めまぐるしい速さでプロジェクトが進んでいる。

机にかじりついてたって、新しいものは生まれない。
悩んだら、動く。動き回って、とにかく何でも気になるものを、見て、聴いて、触って、情報を収集する。気になる人にも会いに行く。
そうやって多くの情報をインプットしたら、ある瞬間、コップから水がこぼれ出るかのように、アイデアが湧き出してくる・・・。

「時間が出来たら」では、嘘になる。
行きたい、やりたい、と思ったことを、今すぐスケジュールに入れて、時間を作ろう。

【gorap語録】日頃のインプットが、いい仕事に繋がる。

(※1)ソアラ
http://www.so-so.co.jp/soar/

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2006/10/4 第134号

■コンセプト

大人の雰囲気で、しかも気軽に食事ができるので、仕事帰りによく立ち寄る店があった。ある日、珍しく幼い子ども連れの家族が来ていて、子どもがテーブルの上に乗ったり、店をウロウロするのが気になって、その日は大好きなワインがすすまなかった。

一方で、アートの島として大人たちに人気の、直島(香川県)を訪れた折。連休だったにも関わらず、子どもが、居ない。島に2日間滞在した間、見事に、一人も子どもに会わなかったことに、驚いた。

逢ったのは、デザイン会社の社員旅行風の一行や、40代のお洒落な夫婦、20代の女の子の2人連れやグループ、カップル。スケッチブック片手に写真不可の場所ではデッサンをしながら、一人で島をめぐっているクリエーター風の若い男の子など。

おかげで、安藤忠雄の建築美にどっぷり浸かり、自然の採光のみで観る地中美術館のモネの絵にしばし時間を忘れ、古民家にアートを吹き込んだ「家プロジェクト」に癒され、心から満足してリフレッシュできた。

どこかに、「お子様はご遠慮ださい」と書いているわけではない。
ただ、"大人のアートな島"という明確なコンセプトを貫いているだけである。そのコンセプトが、言わずとも明確に人々に伝わり、自然に大人たちが楽しめる場になっていることに、わたしは感嘆した。

しかも「島」という、そんなスケールの大きな場所で!
その潔さ、勇気に、脱帽である。

【gorap語録】捨てる勇気も、時に、必要。

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2006/10/18 第135号

■発信する

仕事上のことなら大抵のことはガマンして聴くほうなのだが、久々に腹が立って、とっとと資料を片付けて席を立った。
とあるディベロッパーに、イベントの仕掛けで、空き店舗を活用したクリエーターの作品展示やパフォーマンスにご協力ください!と提案した折のことである。存続が危ぶまれているそこの活性化の一助になればという思いで、展示やパフォーマンスの経費や人件費など全てコチラ持ちの提案。

にも関わらず、「短期間だけ空けると、またあそこの店が替わった(出入りが激しい)と言われるだけ」「集客の難しいあの場所で、そんなことをしても、人は集まらない」「そんなことしたら出店している店から苦情が来る」etc。そこの経営責任者からは、マイナスの言葉ばかりが出てくるだけで、有名店誘致の必要性しか唱えない。

有名店誘致のためにも必要であろう魅力的な商店街づくりの仕掛けには全く関心を示さず、ただ目先の利と保身のみを求めているかのような対応は、結果、有名店誘致どころか顧客(店も、エンドユーザーも)さえ離れて行くことに、目を向けようともせず・・・。

一方、広島の、とあるサロン(美容院)の20周年パーティに参加した折。
4000円の有料イベントにも関わらず、若者たちがなんと800人も集り、盛り上がった。ヘアショーのほか、ペイントアートのパフォーマンスに、ライブ。音響や照明、映像などの演出にもパワーをかけ、プロのクリエーターさえを唸らせた。

広島で唯一、東京に名が知られている、と言われる理由も頷ける。この日も、広島のファッション誌だけでなく、東京から業界誌の取材も来ていた。
WELLA TREND VISION award06JAPAN でGOOD AWARD(日本一)を受賞し、ミラノでの世界大会へ日本代表として出場するような、素晴らしいスタッフも育っている。

オーナーは45歳の男性。25歳の時に初めて出店し、現在では広島市内に4店舗、スタッフ数は40人を超える企業に成長している。
広島の美容学校の生徒から「一番人気」と言われる理由が、パーティに参加して、はっきりわかった。

しかも、800人の参加者のうち8割は10〜20代かな、という中、60代後半ほどの女性たちがパラパラと混じっていて、後でスタッフに聞くと、昔から長く通っているオーナーのお客さんだという。

「わたしたちは、発信し続けます」。
オプニング挨拶でのオーナーの言葉に、本物を感じた。

【gorap語録】リスクを恐れて、成功はありえない。

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2006/11/1 第136号

■アリの気持ち

コツコツと、巣作りのためにただ黙々と石を運ぶ。
途中、誰かに踏み潰されて崩れたら、黙々とまた最初からコツコツと石を運ぶ。その繰り返しがやがて立派な巣となり、そこから、多くのアリが生まれ、また新たな巣ができていく。

子どもの頃、アリの行列を見つけたら、わざと大きな石で邪魔してみたり、巣に水を流し込んでみたり、悪さばかりしていたが、逆の立場を経験する今となっては、大反省である。

コツコツと、ただ目的をめざして進み続ける。
99%の苦労の反面、1%の喜びがあるからがんばれる。
しかしその目的が自身の信念であり、紛れもない真実だとしても、時に、ふっと弱い自分が顔を出す時もある。

「これを乗り越えればきっと!」
「苦労があるからこそ、喜びは大きいのだ」etc。
いろんな言葉を自分に投げかけ、前向きに進んでいる人だって、ふっと不安が脳裏をよぎり、自信がなくなるときだって、ある。

何のためにわたしはこれをやるのか?

・・・しばし自分と向き合い、答えをみつける。
「それを必要とする人がいるから」
そしてまた、涙をぬぐって、前へ進む。

ちなみにアリの巣は、女王アリの指示でできているのではなく、働きアリがその現場で判断・自発的に行動しながら、フクザツな巣の構造が広がり出来あがるのだという。
これが「創発」の原点である。

時に悩みながら、しかし目的に向かって。
アリのごとく、わたしも進もう。

【gorap語録】生みの苦しみ、それはきっと、喜びの一歩前。

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2006/11/15 第137号


■トライ

今年も、大きなイベントを一つ、終えた。
「ひろしま創発フェスタ」。
毎年SOHOをテーマにしたイベントを続けてきて、今年はまた違う視点から仕掛けたイベントだっただけに、その企画から運営、集客、メッセージの伝え方まで、様々な場面で苦難の連続だった。
イベント中の4日間も毎晩のようにコアメンバーで語り合い、時には大きな声で本音をぶつけ合った。

反省点は数え切れないほどある。
仲間たちに、迷惑もかけた。
しかし、多くのかたのあたたかい声援に励まされ、また、厳しい指摘も頂きながら、前進できたのは、一歩踏み出し、とにかくやってみたからこそ見えてきたもの。それが、このイベントにトライしたことの成果だと、今、感じている。

創発サミットでは、各地から駆けつけてくださったパネリストたちが、「牛来は何を伝え、何を実現したいのか」を真剣に考えてくださり、終わった後も、場所を変え、そこに牛来が居なくてもその議論は続き、電話などでも個別に提案やアドバイスを頂いた。
広島に縁もゆかりもない人たちが、ここまで親身に思ってくださり、知恵を絞ってくださることが本当にありがたくて、感謝の言葉を伝えようとした瞬間、思わず、涙してしまった。

深夜も、土日も、休まず仕事に出なければならないくらい忙しいSOHOの仲間たちが、スタッフとして笑顔で協力してくれたことにも、毎年のことながら感謝の気持で一杯である。
サポーターたちにも、様々な立場でご協力くださった皆さまにも、ご来場くださったかたにも、一人ひとり全てのかたに心から感謝している。

今年のイベントが、成功とは思っていない。
しかし、多くの人の支えで実現したこの挑戦を、必ず次に繋げ、何倍にも何十倍にもしてカタチにすると、今、心に誓っている。
思っていただけでは、きっとここまでの気持にはなっていないだろう。
やってみて、たくさん反省して、それがバネになり、その思いが確固たるものとなった。

この挑戦に、ご協力くださったかた、ご声援くださったかた、イベントにご来場くださったかた、全ての皆さまに心よりお礼申し上げます。

【gorap語録】じっとしていちゃ、何もはじまらない!

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