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出逢いってすばらしい

2007/02/21 第143号


■表と裏

先日、鹿児島で基調講演の機会を頂いた折、「先輩起業家による起業事例紹介」で話された地元の元気な女性起業家たちと知り合えた。

特に印象的だったのは、指宿で家族温泉「野の香」を開業して2年の今奈良 恵さん。
一見、か弱そうにも見える30代前半の若い女将だが、34年前にお祖父さんが掘り当てた温泉を温熱に利用した、みかん畑だった土地を、こだわりの家族温泉として復活させた「執念の女(ひと)」である。

水も電気も無い場所からのスタート。農免道路沿いでは商業施設はできない等、多くの壁をクリアしながらの営業許可申請。
8室全てが露天風呂で一つひとつ異なる「どこにもない家族温泉」にこだわり、「酒樽を風呂になんかさせられん!」という酒蔵に「酒樽を、分けてください」と通い詰め、土下座までして手に入れた。

資金調達のために訪れた起業支援機関では「え?あんたにできるの?」というような対応も受け、建築業者から「オンナに何がわかるんか?」という接し方もされた。
「苦労したのは、私がオンナだったから」
その言葉から、語り尽くせないであろう多くの苦労が察っしられた。

そして彼女は、こう続けた。
「でも、それがバネになりました」
「それに、オンナでよかった、と思えることも沢山ありました」

女性が開業したという珍しさから、マスコミ取材がたくさん来てくれること、全国紙にも取り上げられ、顧客に繋がっていること等。おかげで経営は順調で、平日昼間でも一杯になるほどの繁盛ぶり。
将来はカフェを隣接して飲食も手掛けたいというその若い女性起業家の表情は、晴れやかだった。

その後で私は、聴講者から「オンナだということで苦労したことは、ありますか?」という質問を受けた。
「逆に、目立って得しているくらいですよ(^^)。もしかしたら損していることもあるかもしれませんが、気にしてないし、マイナスに目を向けるより、プラスに捉えたほうがいいでしょう?」と答えた私に、その人は怪訝そうな顔で「プラスの面があれば、その裏も、必ずありますよね?」と言った。
何か、腑に落ちない、といった表情である。

確かに何事にも両面がある。
湾曲した壁の一方から見ると凹んでいるように見えるが、その裏から見ると凸んでいるように見えるのと同じで、オンナだということで、プラスの面もあればマイナスの面もある。それは事実だ。
片面しか見えていないのは良くないが、しかし、両面を知ったうえで、どちらに視点を置いて行動するかは、自由だ。・・・であれば私は、プラスの面に視点を置き、「オンナでラッキー♪ありがたい」と思う人生を選びたい。

【gorap語録】選ぶのは、自分。それで決まる。

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2007/03/07 第144号


■育成

昨年末、高3の冬休みにムスコの担任から頂いた手紙に、「あと1時間でも休んだら、卒業はできないと思ってください!」と書かれていた。

正直、焦った!!!
小学校の頃から「朝は自分で起きるべし」と、起こしてやることさえしなかったが特に問題もなく中学に進学し、時々学校を休んだりするものの、これまでなんとか進級していたので、危機感がなかったのだ。

大学の合格を心配する以前の問題である。
ギリギリの状況だ。
改めて、わたしは、自分と向き合った。

これまで本当に、ちゃんとムスコに心をかけていただろうか?
ムスコの範となっていただろうか?
口ばかりではなかったか?
自分の都合ばかりを優先していなかったか?

振り返り、行動を改めた。

年が明け、三学期に入ると、わたしは毎朝7時半にムスコを起こし、学校に向かうのを見送ってから出社することを日課にした。ムスコもさすがに今回は性根が入ったと見え、私が毎朝ムスコの部屋をノックして扉を開けた時には、ちゃんと起きて着替えをしていた。

そして、無事、卒業式を迎えた。

「仰げば尊し」を聞きながら、ムスコの幼い頃を思い出した。
人見知りが激しく、どこへ行くにもわたしにベッタリだったこと、なかなかオムツがとれなくて手がかかったこと、でも、よく寝る子で、ベッドに寝かせたままお姉ちゃんを公園で遊ばせて帰って来てもまだスヤスヤ寝ていて助かっていたこと etc。

式が終わって教室に戻り、一人ずつ挨拶をする際に、ムスコはサッと先生の方を向き、しっかりとした口調で、こう挨拶した。
「僕はこのクラスで一番、先生に心配をかけました。先生のおかげで頑張れました。ありがとうございました」

まだまだ頼りないと思っていたムスコが、お世話になった人に、ちゃんと感謝の気持を伝えている。
少しずつだけど、人間としてちゃんと成長しているムスコの姿を見て、目頭が熱くなった。

教室を出て、車でオフィスに向かう。
太田川の土手道を運転しながら、フロントガラスから見上げた空には雲一つなく、春の明るい日差しがどこまでも広がっていた。

【gorap語録】人育てに、マニュアルは、無い。

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2007/03/21 第145号


■姿勢

万田酵素の工場見学をしてきた。
たまたま週末に因島に行った折、目的地へ向かう途中で万田酵素本社の前を通ったので、「もしかして、見学できるかも?」と、急に思い立って車を止め、おそるおそるお願いしてみたら、快くOKを頂けたのだ。

受付の女性が、すぐに案内のかたを呼んでくださり、白衣に着替えて早速、工場へ。ずらりと並んだ何百個もの万田酵素の樽を前に、熟成年数の違う樽(見学用)の中を見せて頂き、製造工程や創業者の思いなどをお聴きした後は、敷地内に作られた畑へ。

万田酵素といえば、どでかい大根!
ここでは、植物用の万田酵素の試験栽培をしていて、大根のほか、様々な植物が育てられている。先ほど工場を案内してくださったかたに替わり、今度は植物用の開発に詳しいかたが説明してくださった。

(ふつうは一年草なのに)10年も生き続け、一株から10数個にも枝分かれして尚成長し続けている葉ぼたん。ビニールハウスの中で、全く気温調整をせず水耕栽培の水を温水にするだけで、この時期赤い実をたわわにつけているイチゴ等。万田酵素の研究成果を目の当たりにし、感動した。

敷地内を案内頂いた後は、美味しいお茶と、島の特産物のみかんまでご馳走になり、万田酵素の商品説明を聞く。健康食品や化粧品などをサンプリングし試供品までお土産に頂いたが、結局何も買わずに同社を後にする。

そんな私たちに嫌な顔ひとつせず、同じ部屋にいた社員全員が立ち上がり挨拶をする。そして、案内してくれた男性は玄関まで我々を見送り、深々と頭を下げられた。

訪問から約40分。アポもなく突然訪問したわたしのような通りすがりの者に、それだけかけて対応するだけでも、なかなか出来ないことだと思う。マニュアル一辺倒のこなれた感じでもない。自然な感じで最後の最後まで、快く丁寧に対応してくださったことに、私は、頭の下がる思いがした。

どんな人をも大切にする。その人が直接は買ってくれなくても、そこから誰かに伝わり、商品が売れるかもしれないのだ。「お客様は神様」古い歌にあったけど、その「お客様」の意味をどうとるか、それがまた商売の分かれ目ともなる。

【gorap語録】見えない姿を、お客さまは、見ている。

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2007/04/04 第146号


■本当の自分

10年ほど前になるだろうか。心理学を応用したセミナーを受講した折。二泊三日のセミナーの中で、自分の内面ととことん向き合い、更に、部屋に帰ってからもなお、自分と対面する宿題に取り組んだ時。

自分はナニモノか?というモヤモヤとした疑問に取り付かれ、ヘンになりそうなくらい考えて、考えて、考えて、その限界点を迎えた時。
ふいに頭の先からつま先まで光がサッ!と通り抜けたような、言葉にならない感覚とともに、その瞬間、疑問が解けた。

ワタシは、ただワタシであり、それ以上でもそれ以下でもない。
ただ、この瞬間、瞬間のワタシが、ワタシなのだ。
ここにワタシが存在する限り(偽者でない限り)、このワタシが、既に本当の自分なのだ。

等身大になれた、そう感じた瞬間だった。

「元気なワタシ」も「淋しがりのワタシ」も、
「明るいワタシ」も「泣き虫なワタシ」も、
「前向きなワタシ」も「意思が弱いワタシ」も、
「やる気満々のワタシ」も「ぐぅたらなワタシ」も、全て本当の自分。

「○○なワタシ」の○○に何も言葉を入れない、ただの「ワタシ」が、本当のワタシであり、それ以上でもそれ以下でもない。
ただの「ワタシ」なんだから、こうしなきゃいけない、なんてこともない。
ヘンな虚勢も、逆に、へりくだった感覚もない。

以来、どんな凄い人にお逢いしても、あまりビビることはなくなった。
緊張することもあるけれど、所詮、ワタシはワタシ。
これ以上でも、これ以下でもない。
よく見せようと思うから、失敗するのだ。

ありのままに、等身大のままに。
そうすれば、肩の力がふぅ〜っと抜けて、すごく楽ちんになれる。

【gorap語録】ここに在る自分。ただ、そのままを受け入れる。

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2007/04/18 第147号


■本腰を上げる

一年以上も前から「やろうやろう」と思いながら、なかなかできなかったことを、やっと始めた。
運動嫌いのワタシが、なんとフィットネスクラブに通い始めたのである。

もともとは、ただ「痩せたい」とう理由からだった。
運動しなければ・・・という思いばかりが先行して、なかなか踏み出せなかったのは、「知り合いと出会うのが恥ずかしい」とか「忙しいから」と勝手に優先順位を下げていたのが理由である。
好きなことや、やりたいことはすぐに始めるくせに・・。

さすがに1年以上も一歩が踏み出せなくて、自分でも「これではいけない」と焦り始めた頃、とある本を読んで決心がついた。
「自分は、120才まで生きる、なんて言ってるけど、口ばっかりで何も努力はしていないじゃないか・・せめて健康維持のために運動くらい始めよう!」と。

まず、前から気になっていたクラブに電話をかけ、見学の日時を予約。予約は要らないと言われたが、いつでもOKだと思うとまた後回しにしてしまうと思い、あえて約束した。

見学の後、自宅に帰るとその日のうちに申込書に記入。手帳に、持参する日時を書き込み、当日は6ヶ月分を即、前払いした。
そして、フットネスに行く日と時間を一ヶ月先まで手帳に書き込み、行かねばならない状況をつくった。

たかがフィットネスを始めるくらいで大騒ぎして・・と、運動が得意な人からは呆れられることと思うが、苦手なものの身にしてみると、一大事である。
逃げる理由をつけるのは簡単。
思い切って踏み出すには本当に時間がかかった。

しかし、なんとか始めてみると、6か月後の結果を想像しながら、結構、楽しんで続けている。
汗を流した後の、爽快感も、なかなか。
先日なんか、電車があるにもかかわらず、「歩こう」なんて気になったり・・車人間のワタシには考えられない変化が出ているらから不思議。
一つの行動が新たな行動を生み出す、素敵な連鎖を味わっている。

【gorap語録】きっかけは、自分でつくるもの。

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