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出逢いってすばらしい

2009/01/07 第188号


■楽しむ

中学時代は、テニス部に所属していた。
テニスは幼い頃から父に手ほどきを受けていたので、運動の苦手な私でも、競争率の高い中、選手に選ばれ新人戦にも出場した。
男性のコーチが本気で打つ強力なサーブを、チームの誰よりも鋭いレシーブでバシッと返したその快感は、今でも鮮明に蘇る。

しかし、致命的な欠点があった。

さっきまで快調だったレシーブが、
「よし! 今からレシーブが返せなかったヤツは、校庭一周! 」
そう言われたとたん、ガタガタになるのだ。
「失敗したら、どうしよう、どうしよぅぅぅ」
そんな不安で頭の中が一杯になり、体が硬くなって、打つ球、打つ球、立て続けに失敗。

新人戦では、緊張して手も足も出せず、ダブルスを組んだ相手に迷惑かけっぱなしで、ただコートをウロウロするだけ。
「また次も失敗するかも・・」
そう思うと肩に力が入りすぎ、戦う前から相手に気持ちで負けていた。
言うまでもなく、補欠に格下げ。正選手としてコートに立つことは、以来、無かった。

レシーブに失敗して校庭を何周も何周も走ったことも、声援を送ってくれる同級生や男子チームや後輩たちの前で、ただただ恥ずかしい思いをした新人戦でのあの思い出も、自分の弱い部分を知る、良い試練となった。

新年を迎え、今年の抱負を思う時、そんな昔の記憶がふと蘇った。
・・・もっと気楽に。
失敗したって、命を落とすわけじゃ無い。
(失敗するくらいなら)気負わずに、自分らしく、ありのままの姿で、やりたいように伸び伸びやればいい。
「楽しんで行こう♪」
少女の頃を思い出し、今の自分に、声をかける。

【gorap語録】肩の力を抜いて、口笛ふいて、歩いてみよう。

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2009/01/21 第189号


■目的

また女子大生を泣かせてしまった。(汗)
弟子入りの面接に遅刻し、平然としている子に、
「面接を受ける前に、何か言うべきことはありませんか!?」とキツイ口調で言い放って、泣かせてしまったのはつい2ヶ月前のことだが、今回はちょっと違った。

大学で私の講義が終わり、廊下に出たところへ女子学生が追いかけて来て、「今日のお話は、今の私にとても必要なものでした」と言いながら感極まって泣き出したのだ。
講演の内容は「やりたい仕事を見つける方法」と「夢を実現するコツ」。
自身の経験談を交えたつたない私の話が、琴線に触れたらしい。
お礼を言おうと追いかけてくれたことに、こちらこそ感謝である。

夢を描くのは自由だ。
誰もそれを邪魔することなんて、本当はできない。
目指す道は、たとえそれが他人から見たら実現しそうにないことでも、本人が「できる」と信じ、進み続ければ、諦めない限り、続く。
それを一人でも多く若い人に伝え、未来を描いて欲しいと心より思う。

夢の実現に向け、ここ数年、全国あちこちの先進事例を見て回った。
その中の一つ「世田谷ものづくり学校」の入居企業「ルセット」は、1本3000円のこだわりのパンを、ネットだけで販売。3ヶ月先まで待たないと購入できない繁盛店である。
同校の校長で自らが起業家でもある松村氏からは、こんなコメントが返ってきた。

「3000円のパンを売ることは、ルセット創業者の目的であり、彼女はそれに対し一切妥協しなかっただけのことです。企業にとって利益は必須ですが目的ではありません」

女子学生だけでなく、迷える大人たちは少なくない。
あなたは、何のために起業した(する)のか?
モノづくりもしかり。
あなたは、何のためにそれを創るのか?

1月23日(金) 『ひろしま「人」「モノ」創発フェスタ』のフォーラムでの、松村氏とのディスカッションが、今から楽しみである。

【gorap語録】あなたが目指しているものは、何ですか?

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2009/02/04 第190号


■思い込み

世界的にも著名な先生の講演を聴き、お話できたらいいな〜と思っていたら、喫煙コーナーに居られるという。
一緒に参加した知人が「行ってみよう!」というので、ついて行くと、話ができた。それだけでもラッキー!と思っているのに知人はなんと、「今度、先生のオフィス(東京)に遊びに行ってもいいですか?」と、図々しい!?お願いをした。

先生には笑顔で「いいよ」と答えて頂いたが、当然社交辞令だろうと聞き流していた私に、後日、知人から連絡があり「いつ行こうか?」と言う。驚く私に、「いいって言われたんだから、いいんじゃない?」と平然と言い放つその人の言葉に後押しされ、恐るおそる連絡をとってみると、すんなりOK。以来、何かの折にはお逢い頂ける素敵なご縁を頂いた。

また先日は、東京出張の折、(彼女が司法書士時代に知り合った)某参議院議員に、やはり仲間から「連絡してみたら?」と言われ、ダメ元で電話してみると、大歓迎で議員会館へ迎えていただき、国会の傍聴など貴重な経験をさせて頂いた。
今や日本中、知らない人は居ないような有名人となった彼女に、電話することすら躊躇した私は、自分の勝手な思い込みを反省した。

なかなか逢えない人はモチロンたくさん居る。
しかし、最初から諦めてその縁を繋いでいないケースも少なくないんじゃないか・・・。
「会える筈がない」勝手な思い込みをつくっているのは、自分なのだ。

【gorap語録】ダメでもともと。もっと気楽にトライしよう。

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2009/02/18 第191号


■なびかず

高速道路を走らせてでも、行きたくなる店がある。
福山駅のほど近く。
カウンターにせいぜい10席。
奥に座敷があるけれど、滅多に人を入れていない。
料理のメニューは、2品で1200円・3品で1500円・5品で2000円と、 シンプル、かつ、安い。
手造り風の木の扉を開くと、カウンターの中には一癖ありそうな(笑) おじさんが2人。
ふつうの若者ならきっと覗いただけで尻込みするだろうけど、食べる ことが好きな女性が、常連たちに馴染んで何時間でも居心地よく過ご せる、そんな味わいある店。

5品も頼むと満腹で動けないほどボリュームがあるので、2人で3品 ずつにしてシェアするのが丁度いいとわかってはいても、旨いものに 目が無いわたしは、我慢ができない。
温野菜たっぷりのサラダと、カリフラワーのスープにカラダの中から 癒され、赤ワインとの相性に感激しつつ前菜の牡蠣グラタンを頂き、 メインのヒレカツの後は、チーズ!

赤ワインのチョイスは、カウンター越しに常連さんと楽しく会話する 社交的なおじさんにお任せ。常連さんの結婚記念日にシャンパンを空 け、たまたま居合わせた他の客にも「幸せのお裾分け」と、グラスに 注いでくれる、そんな人。
赤ワインを頂くのに、チーズが欲しいな〜、と思っていたら、黙って いてもちゃんと今夜のデザートをチーズにする、そんな気遣いのでき る人。

その日の市場で、高価な食材ではなく、安い旬の食材を選び、食通を 「旨い! 」と唸らせるもう一人のおじさんは、料理担当。
この人の腕にかかれば、平凡な食材が「これ何!!!?」に変わる。
一見、こわそうだけど、相棒から「客の目を見て話ができんのよ」と 言われるほど、本当はシャイな人。
牡蠣のグラタンにベーコンをプラスして火をよく通したのは、選んだ 赤ワインに合うようにという彼のこだわり。
無駄なものが入らないシンプルで優しい彼の料理は、カラダ中に溶け 込んで、ほっと包まれるような幸せな気持ちにさせてくれる。

そんな2人の魅力に惹かれて、食通の常連さんが集まってくる。
ハトの肉や、フツウの何倍もの期間飼育した地鶏など、珍しい素材を 手に入れたら持ち込んでくるので、本人には安く料理してあげ、半分 は店にもらう。そんな希少な料理をありえない値段で食べられるその 日のお客さんもハッピーだし、持ち込んだ人も、お店もハッピー。
「こんな店あったらいいなぁと、自分たちが思う店をやってるだけ」 おじさんの言葉が、妙に心に響く。

もっと近かったら、毎日でも行くのに・・
そんな会話をするわたしたちに、
料理担当のおじさんが、ぼそっと呟いた。
「たとえ2年ぶりに来ても、覚える人は覚えとるもんよ」

【gorap語録】客を選ぶ店は、客に愛される。

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2009/03/04 第192号


■進むべき時

マリーナホップでの、SO@R(ソアラ)社会実験が終わった。
12月5日のオープンから3ヶ月間。
おかげさまで、1500人を超える皆さまに足をお運び頂き、SO@Rプロ ジェクトの「モノづくり」「人育て」「拠点づくり」への取り組みを、 知って頂くことができた。

「SO@Rでやろうとしていることが、やっと理解できた」
「今、広島に必要なこと。応援しています」
「私も活力を頂きました」等、嬉しい言葉に励まされ、本格スタート に向けてメンバーと共に、次なる準備に奔走している。

ここまで書くときっと、順風でいいよね〜と思われるかもしれないが、 正直、笑顔ばかりではいられない事も(のほうが)、しばしば。
本格スタートのための資金調達や、開設場所の問題など、課題はまだ まだ山積みで、泣いたり笑ったりの連続。
決して「追い風」と言えるほどの風は吹いていない。

しかしこの不況の中、それでも一つひとつ、本当にコツコツだけれど、 前へ進んでいる。・・・これって、凄いのではないか。
出資をしてやろうという、企業や投資家の皆さん。
重要プロジェクトの核となるポジションに、SO@Rメンバーの配置を 計画してくださっている大手機関。 場所も未定なのに、既にSO@Rに入居を決めたというクリエーターや、 起業家たち。etc

(こんな表現は不適切かもしれないけれど)
ふと冷静になってみた時、なんとも不思議な感覚に包まれる。
追い風とも違う。流れに任せて自然体で進むのとも違う。
言うならば、逆風の中、一所懸命に風に立ち向かい、必死に頑張って いるわたしたちが窮地に立った時に初めて、ふわっと助けあげてくれ る救いの手。
その手に導かれている。そんな感じ。

"今"が進むべき時。
そう覚悟を決めてから、その感覚を、しばしば感じる。
決して、楽にはいかないけれど。
決して、全てが順風とはいかないけれど。
正しいと信じる道を、本気で必死に頑張っていれば、道は開ける。

その感覚があるからこそ、また、頑張れる。

【gorap語録】大人が本気になれる場所。それが SO@R(ソアラ)。

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