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出逢いってすばらしい

2012/05/02 第268号


■母の日に。

21才で結婚し、4年後には夫の両親と同居した。
同居とはいえ新築の家に住めるのは楽しみだったが、いざ一緒に生活してみると、些細なことが気になったものだ。

夫が仕事から帰宅すると、私よりも先に姑が出迎えていて、お帰り〜と甘えたくても、叶わない。食卓では(あたりまえだけど)いつも舅と姑も一緒で、夫婦二人の会話がなかなか出来ない。
子育て中で専業主婦だった私に留守をあずけ、日中はいつも外出する姑の変わりに、夕飯の支度はもちろん舅の昼食まで私の仕事に etc。

いつも、「なんで姑はこうなんだろう」「なんで自分だけ家に居て、家事をしなきゃいけないんだろう」と、不満ばかりつぶやいていた。

そんなある日、姑が、
「千鶴さん、はい、これ。今日はお誕生日じゃろ」
と、一万円のお小遣いをくれた。
思いもかけないことに、ただただ驚く私に、
「たまには自分の欲しいものを買いなさい」
と言い、姑の言葉は、涙で詰まった。

その涙がなんなのか、当時の私には理解できず、不思議でならなくて、今でも、その時のことを鮮明に覚えている。

今思えば、姑は、心の広い人だった。
私はといえば、食事はいつも急いで済ませ、自分の食器だけ洗って、さっさと二階の部屋にこもり、お風呂はあたりまえのように子供たちと一番に入る・・・なんとも可愛げのない嫁だったのに。

そんな私を、小言一つ言わず、好きにさせてくれた。
この娘に、今は言ってもわかるまい。
きっといつか、気づく時が来る。
と、大きな器で見守ってくれていたのだろう。
それが、歳を重ねた今、やっとわかってきた気がする。

振り返れば、義母に、本当に心から、感謝をこめて贈ったものがあったろうか・・・。
カーディガンや、財布や、バッグ etc
いろんなプレゼントはしてきたものの、果たして本心から、ありがとうという気持ちだったろうか。

既に他界した義母に、今ではプレゼントも贈れないが、母の日を前に、心から、義母のことを思う。

【gorap語録】親の心、子知らず。を、知る。

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2012/05/16 第269号


■縁を育む

彼女との出逢いは4年前。
商工会のセミナーで、講師を務めた時の受講生である。
それから1年くらい経った頃、彼女がクラブの交流会に来てくれた。
実は彼女、三次市の酒蔵「白蘭」のあととり娘。
自分の企画で商品化したという日本酒を、その時にもらった。

若い女性が家業を継いで奮闘する姿は、なんとも頼もしい。
「いつか一緒に商品をつくりたい」と思ったが、すぐにはタイミングが来なかった。

それから2年が経過・・・
ウチが受託した県の雇用対策事業で、杜氏(とうじ)になりたいという、若者が現れた。基礎研修の後、OJT(現場研修)で技術を学ばせる必要がある。
一つの酒蔵に何人もの杜氏はきっと必要なかろう、しかも、職人さんの世界で、そう簡単に弟子入りを許してはくれまい・・・
断られるのを覚悟で彼女に相談したところ、快く受け入れてくれた。

半年の研修が終わる頃。
「せっかく繋がった縁を生かしたい」と思い、一緒に新しい日本酒を創ろう!と提案し、辛口の発泡にごり酒の商品化が決まった。
コンセプトは、「赤ワイン好きな人が飲みたい、和食に合う、甘くない発泡日本酒」

ふだんは赤ワインを飲む私が、和食の時には合わないので、女性向けに勧められる日本酒を注文すると、低アルコールのうえ、甘すぎたり、どうも好みの味に出逢えない・・・
「同じ思いをしている人は、きっと居るはず」と考えた。

それから数カ月、何度も試作を繰り返し、やっと商品が出来あがった。
辛口発泡にごり酒「SOARAN(そあらん)」。
名前の由来は「ソアラ」+「白蘭」(笑)
手間暇かけた作り方のため、月に250本限定で、まずは、飲食店のみで提供を開始する。

彼女との出逢いから、時間はかかったが、こうして一つ新しい商品が生まれた。
一度のご縁を、細くても互いに大切にしたからこそ、繋がったのだ。
出逢いの妙は奥深い。

【gorap語録】結果を急がない。それがいい時もある。

※シャンパングラスで飲む 創作料理に合う
 〜辛口発泡にごり酒〜「SOARAN」

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2012/06/06 第270号


■積み重ね

正直、人前でしゃべるのは苦手だ。仕事柄、喋る機会は多いのに、何年経っても苦手意識は変わらない。
先日、自分が講演した折の録画を頂いたが、実は一か月経った今も、まだ見ていない。恥ずかしくて、なかなか見られないのだ。
そんなことで、よく講演なんか受けるなと思われるかもしれないが、「開き直るしかない」という心境だ。

初めて講師を務めたのは、企画会社に販促プランナーとして勤務していた時。
「次回は、ゴライが企画セミナーの講師をやって」と、上司から突然言われた。一瞬たじろいだが、「出来ると判断されたからこそ、任されたのだ」と前向きに受け止め、トライした。

初めての経験で力が入りすぎ、時には白板をバシッ! と叩いたりと、かなり厳しめの講師を演じたが、ある日、同僚から言われた。
「厳しさって、怖いイメージじゃなくて、温かさを感じさせながらも内から滲み出る、強さが感じられるようなイメージじゃないかな」
そうか・・・
自分の目指す講師像が、なんとなく見えた瞬間だった。

初めての講演は、独立したばかりの時。ホテルの豪華な会場で、対象は100人。謝金もはずんでくださった。プレッシャーは大きい。
その時の喋りを今ふりかえって自己評価すると、
100点満点で15点(涙)
緊張もあったが、何より反省したのは、中身の薄さ。

講演慣れした先輩の起業家にアドバイスを仰いだら、「準備をしっかりすれば、大丈夫よ」と一言。
まだまだ足りなかったということか・・
以来、レジュメの作成はあたりまえだが、前日には必ず、参加者の顔ぶれを意識しながら、納得いくまで何度も頭の中でシュミレーションを繰り返すのが常となった。15年経った今でも、たとえ同じテーマの時でも、それは続けている。

冒頭にあげたとおり、今でも苦手意識がある。
録画を見ないのは、喋り方とか立ち方とか、細かいところが気になり始めると、肝心な内容がおろそかになりそうで怖いから。
少々つっかえてもいい、小さな言い間違いくらいは、許してもらおう。
でも、伝えるべきことはしっかり伝え、一人でも多くのかたに役立つものにしたい。

長年の経験の中で、何度も反省を繰り返し、やっと自信を持ってそう言えるようになってきた。

【gorap語録】経験が、何よりの成長の機会。

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2012/06/20 第271号


■影響力

13年前、自宅で仕事を始めた頃はまだ、SOHO向けの共同オフィスは、広島に無かった。
県外の先進地を見て回り、SOHOのための共同オフィス「 広島SOHO'オフィス」を立ち上げたのは、11年前。
わずか30坪に、たった10人でスタートしたが、1年も経たない頃には、多くの人がその影響力を感じ始めていた。

互いに「独立」という同じ覚悟を決めた者同士だからこそ、分かり合えることは多い。そんな「同志」とも呼べる仲間が、同じ空間を共有し、いつでも顔を合わせる距離に居る。
何かあれば協力し合い、刺激し合えるフラットな関係は、そんな環境だからこそ培えた。

必然的に、そこにはいろんな人が集まり、様々な情報が集まってきた。情報から拡がる可能性は大きい。
起業家コンテストで大賞をとる者、IT関連の大イベントを仕掛ける者、一緒に新会社を設立したり、パパたちのWebラジオ局をつくったりと、そこに集まる独立・起業家たちのエネルギーは、プラスのパワーとなり伝染した。

小さな共同オフィスにこんなに影響力があるのなら、もっと大きくして、この広島のために活かしたい。
「SO@Rビジネスポート」は、そんな思いから生まれた。
オープンから3年を迎え、改めて、かつての自分を振り返り、独立・起業家に必要なものを、またカタチにした。
「SO@Rアーリーステージサポート制度」

【gorap語録】共に居ること。それは、必然。

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2012/07/04 第272号


■見えない力

独立したばかりの頃。
友人の店でイベントをやるというので顔を出したら、占い師の女性がわたしの運勢をみてくれて、こんなことを言った。
「あなた、40才で花開くわよ」
半信半疑だったが、悪いことではないし、「そうなればラッキー」くらいの気持ちで、苦しい時にはその言葉を思い出して乗り越えた。
おかげで、40才の頃、事業は好調だった。

3年前には、社名変更の折、印鑑を作りに行って、こう言われた。
「みんな10年周期で運勢が変わる。あなたは今、苦しい時だが、再来年から、また運気は上昇する」
本当に苦しい時だったが、これ以上は悪くならないのだ、これを乗り切れば道は開けるのだと自分に言い聞かせると、気持ちが楽になり、頑張れた。

どんなに辛い時も、これがいつまでも続くと思って過ごすのと、いつかは好転するという希望を持って過ごすのでは、大きく違う。
振り返ってみると私の場合、いつも一番大変なその時期に、10年後の夢を掲げては、そこに向かって走り始めている。
おかげで、自分の想像以上のことが実現できた。

右肩上がりでずっと続く人生なんて、きっと誰にもない。
誰にだって、何やってもうまくいかない時期や、辛い時期はあるはずなのだ。
もしかしたら神様が、わたしたちに少し立ち止まって「進むべき道」を考えさせるために、時々、苦難を与えるのかもしれないな、なんて、本気で思ったりする。

誰しも「みんな10年周期で運勢が変わる」。
今、あなたが苦しんでいる時に、その人は幸せそうに見えるかもしれないけれど、運気は平等に訪れるのだとしたら・・・
人のことを羨んで自分を嘆いたり、嫉妬したりetc そんな無駄な時間はもったいない。
嘘かホントか、どちらでもいい。嘘だったとして、もともとなのだ。
だったら、本当だと信じてみたほうが、心がとっても心地いい。

【gorap語録】競う相手は他人ではなく、自分自身なのだ。

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