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ニュースな英語


2006/11/15 第137号


■とりあえずご挨拶

みなさん、こんにちは。翻訳屋の大越でございます。
今回からこのメルマガで隔号にて、コラムを担当することになりました。

で、商売柄、一応は得意な英語ネタでもって、気楽に楽しんでいただきつつ、そこはかとなくためになること、ということで、ネットのニュースから拾ってきた「ちょっと気になる言葉」を俎上にのせて料理してお出しする、という企画でございます。

どのような塩梅になるかわかりませんが、お付き合いくださいませ。

■と言うわけで、初回のお題は「教育問題」

最近の日本での話題と言えば、教育現場関係の問題が多いですな。
その中から、今回はホットな「いじめ」問題。
やはりその中でも、文部科学省に届いたという「自殺予告」の手紙については取り上げるメディアが多いようです。

Education Ministry Receives Anonymous Suicide Threat
http://www.tbo.com/news/nationworld/MGBN4J349UE.html
(文科省、匿名の自殺脅迫状を受け取る)

Japan's education minister gets new suicide threat
http://nationmultimedia.com/worldhotnews/read.php?
newsid=30018523

(日本の文科省に新たな自殺脅迫状)

興味深いのは、この手紙について「threat」(脅迫)という言葉を使っている記事が多いこと。
中には、
Bullied student threatens to commit suicide
http://www.guardian.co.uk/japan/story/0,,1944376,00.html
(いじめられた生徒、「自殺をする」とおどす)
と、動詞で使っている記事もあります。

海外メディアの記者にとっては、今回の手紙は「いじめを何とかしてくれなきゃ、自殺してやる」という「脅迫状」である、ということなのかもしれませんね。

確かに「自分が望む状況にならなければ死んでやる」というのは、「自分自身を人質に取った脅迫」であるとも言えます。しかし一方、そこまで単純に図式化してしまっていい問題なのか? という疑問も出てくるんですよね。
こんな具合に思考が行ったり来たりしてしまう私のアタマは(少なくともこの件に関しては)きわめて「日本的」なのかもしれません。

★「僕の選んだ道」と隔回で掲載します。お楽しみに!

 
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2006/12/20 第139号


みなさん、こんにちは。
もうすぐクリスマスですねぇ……。

今年のクリスマス商戦は、SONYと任天堂がそれぞれ新機種を投入したゲーム機関連の話題がホットですね。
そこで今回は、このゲーム関係の話題、特に任天堂のWii関係のニュースを取り上げます。

■品不足はいずこも同じ?
日本でも発売初日に完売だったWii、アメリカでは日本以上に品薄のようです。

Game of chance in search for Wii
http://www.nydailynews.com/business/story/480837p-404628c.html
(Wiiを探し当てるのは運次第)

いくつか記事を読んでみると、Wiiについて「elusive」という表現を使って形容しているものがあったりします。
「巧妙に逃げ回る」とか「神出鬼没の」という意味の形容詞ですが、なかなか手に入れられない客のイライラがこめられた表現ですね。

■正しく使いましょう
Wiiのリモコンのストラップが切れる事故が発生しており、任天堂では無償交換を開始した、というのはご存知の方も多いでしょうね。

Nintendo to Replace Flimsy Straps on 3.2 Million
Wii Controllers
http://www.dmwmedia.com/news/2006/12/15/nintendo-to-replace-flimsy-straps-on-3-2-million-wii-controllers
(任天堂、320万台のWiiコントローラの破損しやすいストラップを交換)

事故といっても、ゲーム機なので生命に直結するような事故になる可能性は低いですから、笑いのネタにしてしまうサイトも出てきます。
http://www.wiihaveaproblem.com/

このドメイン名、発音すると「We have a problem.」(直訳すると「私たち、問題を抱えています」)。Wiiと一人称複数の代名詞
「We」をかけてあるんですね。
まぁ、問題といっても「ペットのウサギにケーブルをかじられた」なんてのも入っているので、半分はジョークなんでしょうけど。

でも、これは下手をすると洒落にならなくなる可能性があるので、本当に気を付けましょうね。
http://www.wiihaveaproblem.com/show_article.php?id=94
Wiiのセンサーバーは、ろうそくで代用可能、というのを試してみた人達です。

では、みなさん、良いお年を。

★「僕の選んだ道」と隔回で掲載します。お楽しみに!

 
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2007/01/17 第141号


みなさん、こんにちは。
年末年始にかけて、暗い、もしくは陰惨な事件がいくつか起こってしまいましたが、ここは新年最初ということもありますし気楽に読めるスポーツの話題でいきましょう。

■一人で10年分?
サッカー界で年明け早々大きな話題となっているのが、元イングランド代表主将、デビッド・ベッカムのアメリカへの移籍問題。

Beckham deal energizes MLS
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2007/01/14/SPGOUNHJKQ1.DTL
(ベッカムの契約で、MLSに活気)

何でも、今回ベッカムが交わした契約の5年で2億5000万ドルという金額は、MLS(メジャー・リーグ・サッカー。いかにもアメリカっぽいリーグ名ですな)の設立当初から10年間の選手の年俸総額に匹敵するんだそうで。

でもこの契約、ベッカムがレアル・マドリードとの契約を今年の6月一杯まで残しているこの時期に結ばれたことで、レアルの首脳陣はずいぶんと立腹しているようです。レアルのカペッロ監督は、ベッカムをもう試合では使わないことを公言。

Ex-England skipper surprised by Capello's "no play" decision
http://thestar.com.my/sports/story.asp?file=/2007/1/15/
sports/16572909&sec=sports

(イングランドの前キャプテン、カペッロの「プレイさせない」という決定に驚き)

「skipper」というのは、本来は船の船長もしくは操舵手のこと。
「Ex-」というのは「前の、前職の」という意味の接頭辞です。

この問題、結構感情的なもつれのようなものも背景にあるらしく、見出しにも厳しいフレーズが出てきてます。

Capello hits out at Becks for announcing US move
http://soccernet.espn.go.com/news/story?id=
400001&cc=4716

(カペッロ、ベッカムの米国への移籍発表を厳しく攻撃)

「hit out」は、「(げんこつで)はげしく攻撃する」という意味。

Madrid coach: decision to discard Beckham made jointly
http://www.abs-cbnnews.com/storypage.aspx?StoryId=63140
(マドリードのコーチ陣、共同してベッカムを放り出す決定を下す)

「discard」は「捨てる、放棄する、見捨てる」という意味なので、「オマエなんか、もういらないよ」という想いをあからさまにしちゃってますね。

とあるイギリス人がベッカムを称して「World most marketable
player」(世界で最も市場価値の高い選手)と言っていましたが、「いくら市場価値が高くてもねぇ……」と思わされてしまう騒動ですね。

★「僕の選んだ道」と隔回で掲載します。お楽しみに!

 
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2007/02/20 第143号


みなさん、こんにちは。
海の向こう、アメリカでは、来年秋に大統領選挙が行われます。
この選挙、民主・共和両党の候補者レースが始まる(本戦までまだ2年近くもある)この時期からヒートアップし始めます。

今回は、ブッシュ大統領のオウンゴール連発で共和党が大きなダメージを負っており、民主党がかなり有利な状況にあるとは言えますが、そういう状況だからこそ誰が民主党の大統領候補になるのかに注目が集まっています。

■やはり本命はこの人?
とりあえず、候補者レースで一歩リードしているのは見えるのがクリントン元大統領夫人のヒラリー・クリントン上院議員。
ただ、彼女はどうも人柄として「暖かみに欠ける」と思われているようで、そこは夫のビルがフォローする役に回っているようです……。

Bill Clinton acts as stand-in
http://www.democratandchronicle.com/apps/pbcs.dll/
article?ID=/20070219/NEWS01/702190331/1002/NEWS

(ビル・クリントン、代役として舞台へ)

ビルは遊説先で「I'm a stand-in for Hillary.」(私はヒラリーの代役です)と自らはっきり言っちゃったりしている模様。
このあたりの屈託のなさが、未だに人気が衰えない理由なのかもしれません。

■今、話題になっているのはこの人
民主党はほぼヒラリーに決まりか、と思われていたのですが、そこに強力な対抗馬が……。

Gigabyte grass roots grow for Obama campaign
http://www.kansascity.com/mld/kansascity/news/
politics/16724449.htm

(ギガバイト級の草の根活動が展開されるオバマ氏の選挙運動)

近頃出馬表明をして急速に人気の高まっているオバマ氏は、2005年に上院議員になったばかり。政治家としては目立った実績はありませんが、演説のうまさで民主党の次期ホープと期待されているそうです。

「grass root」はそのまま「草の根」。
政治家としてのキャリアが短い分、しがらみのないクリーンな印象がウケて、草の根で支える人がかなり爆発的に増えていることを伺わせます。

他にも先頃映画「不都合な真実」で話題になった元・副大統領のアル・ゴア氏の再出馬を求める声とか、「ヒラリーが出ることになったらオレも出る」と大富豪のロス・ペロー氏が言い出してる、とか、大統領選はこれからいろいろ面白い話が出てきます。

何せ2年近くにわたる長丁場、また何か面白い話があったら取り上げる予定です。

★「僕の選んだ道」と隔回で掲載します。お楽しみに!

 
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2007/03/21 第145号


みなさん、こんにちは。
ここ最近の国際ニュースでは、どの地域でも北朝鮮をめぐる六カ国協議の行方に注目が集まっているようです。
大筋についてはみなさんよくご存知でしょうから、早速いつものように見出しを拾ってみましょう。

Unfreezing of funds helps further thaw standoff
http://www.chicagotribune.com/news/nationworld/chi-07031
90111mar19,1,4608163.story?coll=chi-newsnationworld-hed

(資金凍結の解除でさらなる緊張緩和へ)

「資金凍結」の「凍結」はそのまま「freeze」。
この見出しにある「thaw」は本来「(雪・氷などが)解ける、解凍する」という意味。「standoff」はここでは「(物事の)行き詰まり、対立」。「資金凍結解除」と「関係の雪解け」とをかけてあるんですね。英字紙では、こういう掛詞を使った見出しがよくあります。

N Korea to shut down key nuclear reactor
http://timesofindia.indiatimes.com/NEWS/World/
Rest_of_World/N_Korea_to_shut_down_key_nuclear_reactor/
articleshow/1775145.cms
(北朝鮮、主要原子炉を停止へ)

N. Korea says will halt reactor if accounts unfrozen
http://www.interfax.ru/e/B/politics/28.html?id_issue=11694989
(北朝鮮、口座凍結が解除されれば原子炉を休止させると言明)

前者の見出しで使われている「shut down」は、「(工場・店などを)たたむ、閉鎖する」という意味で、再開される見込みがほぼないと言っていい状況を示します。

これに対して2つめの見出しの「halt」は、基本的には「停止する」という意味ですが、どちらかと言えば再開することを前提とするときに使うことが多い気がします。
たとえば生産量調整のために一時的に工場の操業を停止する場合などに使われる例が多いので、訳としては「休止する」としてみました。

外交官は原則として母国語でもって自国の意志を表現・表明しますし、当然駆け引きがあるので微妙なニュアンスを込めた表現になることが多々あるので、その伝え方もメディアによってさまざまになりますね。

そのあたりを端的に表しているのが次の見出し。

N. Korea Sends Mixed Signal on Nuke Plan
http://abcnews.go.com/International/wireStory?id=2959824
(北朝鮮が核計画について出している複雑なシグナル)

「mixed」は「(異なる成分が)混じり合った」と言う意味と同時に「複雑な、得体の知れない」という意味もあります。

今週末には協議の結論が出ると思われますが、そのときにはどんな見出しが並ぶんでしょうか。

★「僕の選んだ道」と隔回で掲載します。お楽しみに!

 
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